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はい,
昨日のオリンピックの開会式。
僕は,これだけの人たちが裏で頑張ってくれていたのかと改めて感謝しました。
上の方ではいろいろごちゃごちゃありましたけど,現場で頑張っている人たちのために,ぜひ成功してほしいという気持ちで応援したいと思います。
その開会式でバッハ会長のあいさつが異常に長いと話題になっていました。
あの暑い会場で一生懸命はたらいているスタッフや,
疲れている選手たちのことはあまり考えているとはいえませんでしたね。
疲れて寝転がって聞いている選手たちも大勢いたという記事がネットニュースにも流れていました。
さもありなん。
あの挨拶は,聞く人のことはあまり考慮されていないということです。
オリンピックというもののための挨拶ですから,聞く人のことはまったく考慮されていません。
しかし,一般の講座とか会議などでこれをやられると,だめですね。
講義や会議への向き合い方がもうどこかに言ってしまいます。
僕は,来週,3つの講座をおこなうことになっています。
(そんなお仕事しています。)
そのとき必ず心がけることがあります。
それは,持ち時間の5分以上前に終わるということです。
なぜ5分以上前に終わるかというと,お客さんの時間を奪わないためです。
お客さんの中には,自分の時間を削って聞きに来ている人がたくさんいます。
また,仕事で義務付けられた研修に,内心いやいやながら参加している人もいます。
こういう人たちは,できるだけ早く帰りたいのです。
もし私が時間をのばしてしまったとしたら,いったいどうなるでしょうか。
いくら大切なことを言っていたとしても,もう何も頭に入りません。
それどころか,時間をオーバーしやがって~と恨まれることにもなります。
バスの時間に遅れてしまうかもしれないんですから。
私の話がいくらいい内容だったとしても,時間は時間。
そのあとのバスや電車,また待ち合わせの人が待ってくれるわけではありません。
私のいい話と,その方々の聞く都合はまったく関係がないんです。
私なんか,講師が「あ,時間になりましたね」と気づいていながら,さらにえんえいんと話し続ける講座を何度もうけたことがあります。
そのたびに,それがいくらいい内容だったとしてもその講座に価値なしと考え,レジメなど全部破って捨てて帰る,というようなことをした若気の至りもあります・・・
でもそれほどのことなんです。
人の時間を奪っては,プロとは言えません。
そういうわけで5分早くやめるのです。
なんで5分早くかというと,司会者が終わりの言葉を言ったり,質問の時間をつくったり,私が機材を片付けたりする時間があるからです。
私がぎりぎりまで話してしまうと,そのあと司会進行の人がちょっとぐずぐずするだけで,平気で10分くらいはかかってしまいます。
受講された人はそわそわしだします。
結果的に僕がぎりぎりまでやるのは,時間を超過することとかわらないんですね。
ですから,早めにやめるんです。
私は,「最初は義務でいやいや聞いていた人が,最後は身を乗り出してきいてくれる」そういう講座作りを目指しています。
そういう良コンテンツは,時間通りに行うということと合わせて初めて価値がでるんだと思ってこれまでやってきました。
ここでは「相手のことを考えてコンテンツをつくる」ということを,時間を守るということにフォーカスして書きましたけど,
相手のことを考えたコンテンツづくりには,さまざまな視点がありますよね。
例えば,ブログなら
質問にたいする答えから書き始める(あいさつはいらない)
とか
だらだらと長い文にせず,適切に区切って一息で読める長さにする
とか
数行 書いたら,余白をあける
とか
若い人にしか通じない言葉を使わない
とか
できるだけ具体例をあげて説明する
とか
ひらがなと漢字の比率にきをつける
とか・・・
まだまだいろいろあります。
これらは,どんなブログの教科書にもかいてあることですが,ただの形式としてやっているとだめです。
根底に,読んでくれている人のために,という気持ちがあって,そこから上にあげたポイントが自然にでてくる,というのでないといけませんね。
私も,こんなこといってるけど,取り組んでいる教材の先生から,
「相手のこと考えた文になってません」
と指摘されます。
「僕なら,意味がわからないの読ませられたら離脱しますよ」
と言われます。
本当にこれ,テクニックじゃなくて,相手のこと考えて自然にでてくるようになりたいといつも思ってます。
いや,開会式から開けた,今朝のニュース見てると,もうかなりのコンテンツがでていますね。
たくさんのブロガーのみなさんが記事を書いて稼がれていることと思います。
そんな中でひときわ目立ったのが,あのピクトグラムのパフォーマーはだれ?
という話題。
これで記事書けた人は,かなり稼ぐことができるんでしょうね。
すでにだれかは判明しており,たしかにそれで記事書いた人がいました。
海外のメディアのTwitterから引用されていましたが,日本のソースだけしかおっていないと見つけられない答えでしたね。
こういうソースを見つけるのは,とても楽しいことですし,それをすることが沢山の人の「?」に答えることになるのは,とても素敵なことだと思います。
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