ブログ初心者のための、アクセスを集めるまでの100日戦略

目安時間 15分

ブログを始めてみようと思うけど、何を書いたらいいのか、何のために書くのか、漠然としていて暗中模索。

そんな状態を早く抜けて、はっきりしたテーマを持ち、書くことが次々に湧いてきて、気がついたら100記事くらいかけていて、アクセスもそこそこ集まるようになった・・・そのようになりたくありませんか?

ここでは、これからブログを始めてみようと思う方の、最初の100日の運営の仕方について、述べてみたいと思います。

独自ドメインでどこかのレンタルサーバーを借りてWordPressでブログを立ち上げ、基本的なプラグインも導入済みという設定でお話しします。

このブログで書くことを決める

ブログを始めたら、すぐに何かを書きたくなるものです。

でも、ここで焦って、「ブログ始めました」とか「ご挨拶」などを書いても「とりあえず始めた」という気休めにしかなりません。

ここは、しっかり我慢して、サイトの運営戦略を立てましょう。
そして、最初の記事から飛ばしていくのです。

まずは、「このブログでは何の記事を書くのか」を書くのかを決めておきましょう。

いくつかあってもいいのです。

ここで決めておくことで、「このブログはこんなブログだ」と読者に認識してもらえます。

逆に言えば、「このブログでは書かないことを決めておく」ということも大事です。

100日後に、「気づいたらアクセスもそこそこ」になるためには書いてはいけない記事があります。

「日記」です。

アクセスがなくても構わなければ日記を書くことは何も悪いことではありません。
でも、有名人でない限り、誰もあなたの日記などに興味を持ちません。

誰からも読んでもらえない記事をいくら書いてもアクセスがそこそこある、という状態にはなりません。

私がブログを始めた10年前、何を書いていいかわからなくて、同じように日記を書いていました。たくさん更新すれば見に来てもらえると思って、「速報」みたいな日記記事を1日10記事くらい書いていたこともあります。

当然誰からも見てもらえません。

見てもらえるようになったのは、書くことを決め、読む人のことを意識した記事を書くようになってからです。

ですから、ここでは、「日記は書かない」という線をはっきり決めておきましょう。

 

書く分野がいくつか決まったら、それがこのブログの「カテゴリー」になります。

そのカテゴリーに沿った記事をたくさん書いていきます。

カテゴリーを後々増やすのも、戦略に基づいたものならば結構ですが、「書きたい記事」がカテゴリーに当てはまらないからといって、気まぐれに増やしていくのは良くありません。

サイトの運営の方向性にブレが出てしまいます。

ですから、カテゴリーが決まったら、これ以上増やさないつもりでそれぞれのカテゴリーの記事を充実する方に意識を向けましょう。

最初の記事を書くまでに、これだけのことはしておくと記事に書くことなくて困るということはなくなります。

最初の記事を書く前に考えること

このブログ手間書くこと、書かないことが決まったら、それぞれのカテゴリーについて書こうと思う内容を箇条書きで書いてみましょう。

一つ一つが記事になるつもりで書きます。

カテゴリーが三つあったら、それぞれに10個の内容を作るだけで、30個の記事ができます。

良質の記事が30個もあったら、ひとまずドメインにも力が付きますので、まずはここをめざしましょう。

 

書く内容に関しては注意することが一つあります。

それは、「日記であってはならない」ということです。

最初に「日記は書かない」と決めているのですから、ここはブレずに、もしリストに書いているのなら排除しましょう。

しかし、一見日記に見えるものでも、経験を押し出して、人がそれを再現できるまで詳しくこれでもかというくらいに丁寧にかけば、価値ある記事になりますので、それが可能な経験かどうかを見極めましょう。

その経験を説明できる写真がたくさん撮ってあるならば、可能性はあります。

読まれる記事の選定

それぞれのカテゴリーに記事にする内容をリストしました。

もう一つ手を入れましょう。

それは、その内容で書く記事に需要があるかという調査をすることです。

誰からも検索されない内容の記事を書いても、「そこそこアクセスがある」という状態にはなりません。

その記事が検索されているのかどうかを調べる調査をすることで、検索される記事だけを選んで書きましょう。

もし、あなたのブログにパワーがつき、放っておいても人がみにくるようになったら、そのあとは「書きたい記事」を書いても読んでくれる人がいるようになります。

今は思い切って棚上げし、それ以外の検索される記事を書くことに時間を割きましょう。

その記事に検索需要があるかどうかの調べ方

一般的には、Googleキーワードプランナーというツールを使います。

このツールで、書こうとしている記事の検索に利用されると考えられるキーワードを入れると、その大まかな一月の検索数がわかります。

ここが1000以上になるキーワードの内容の記事を書くようにします。

Googleキーワードプランナーは、Googleアドワーズのアカウントがなければ使えないので、アカウントを作りましょう。

アカウントの作り方については、後日記事を作成してリンクを貼ります。

ここでは、、キーワードプランナーを使わない調査の仕方を述べます。

「関連キーワード取得ツール」

Googleサジェスト、知恵袋などから、入力したキーワードに関連する関連キーワードを一括取得して表示してくれるのです。

これは、人が実際に検索したキーワードですので、ここにゾロゾロと関連キーワードが現れれば検索需要があるんだな、ということがわかります。

ただし、どのくらいの検索需要があるのかまではわかりません。あくまでもざっくりと、検索需要があるのか、ないのかが分かる程度だと思ってください。

検索需要があることがわかったら、さらに書こうとしている内容に絞り込むキーワードを加えて、「複合キーワード」で検索してみましょう。

さらにでてくればオーケー。これを繰り返して行き、3つくらいの複合キーワードまで絞ってみます。

こうすると、何をかけばいいのか、もはやはっきりしますね。

例えば「ダイエット、サプリ、安心」という複合キーワードで検索需要があることがわかり、その記事を書こうと思えば、迷うことはありません。

「このキーワードを打ち込んだ人は、きっとダイエットをしていて安心して飲めるサプリを探しているんだな」と思えますよね。

そしたら、記事にはその答えだけをかけばいいのです。

書く内容を絞り込むことができると同時に、確実に検索される記事を書くことができます。

ここまでやってから記事を書くと、準備は大変だと思われるかもしれませんが、書いた後の達成感や充実感はかなりのものです。

最初の記事を書く

記事の第一号だからと言って、挨拶を書く必要はありません。

みにくる人はその記事が第一号であろうと最終号であろうと関係ありません。

読む人が解決法や◯◯の仕方を再現できるように、スムーズに解決できるように、この記事だけで完結するように、詳しく細かく書いてください。

ここで、まず大切なことは適切なタイトルをつける、ということです。

人は(自分も含めて)検索するときにはタイトルを見てから読むかどうか決めるでしょう。

タイトルをみて自分が知りたいことが書かれていないと思うと読まずにスルーします。

ですからタイトルは最初に注力すべき事項です。

「ダイエット、サプリ、安全」というキーワードで検索した人に答える記事を書くのなら、

「安心して飲めるダイエット サプリ5選」などというタイトルをつけることになります。

間違っても「イチオシサプリと今日の猫写真」などのようなタイトルにはしないようにしましょう。

 

適度な装飾は、読者の理解を助け、読みやすい記事になります。

また、できるだけ図や表を入れることも大切です。

文だけの塊が長くならないように、適度に図を入れてください。

アクセス解析はせずに放置する

記事が書けたら、それが読まれているかどうかとても気になります。

そして、1日に何度もアナリティクスなどで確認してしまい、その度に落ち込むことを、繰り返すのです。

多くの人はここでモチベーションを失い、ブログを辞めてしまいます。

記事を書いた始めは、誰もあなたの書いた記事がこの世に存在することを知りません。

ですからいくらいい記事を書いてもみに来てくれようがないのです。

しかし、検索需要のある適切な内容の記事とタイトルがしっかりしていれば、さなうち必ずGoogleのクローラーにインデックスされますので、ぼちぼち人が皆来るようになります。

そして、ある時からぐんと右肩上がりで閲覧数が伸び、そのあとは下がることなく検索された炊けることになります。

その期間をだいたい3ヶ月だと思ってください。

ブログに記事がたまって力がついてくるともう少し早くインデックスされるようになりますが、最初は3ヶ月。

なんでもそうですが、何かを初めて最初の成果を感じるまでには3ヶ月はかかるものです。

ブログも例外ではないということですね。

SNSで拡散するという選択は?

ツイッターやFacebookで拡散することで、初期の閲覧数を伸ばすことができます。

しかし、それは当初のことだけで、見知った人が見に来てくれるだけです。

最初は閲覧数が伸びてもすぐに下がり、1日に1アクセス、2アクセスになることは織り込み済みで拡散してください。

織り込んでなければ、「あれほどあった閲覧数が激減・・・」とがっかりすることになります。

これは当然のことなので、落ち着いて見守りましょう。

あとは3ヶ月後に、本当に検索した人が来てくれるようになります。

そうすれば、もはや安泰です。

こんな記事をたくさん作りましょう。

アクセス解析で一喜一憂し「ている暇はありません。

脇目も振らずに3ヶ月記事を書く

最初に決めたカテゴリーが三つあるとして、そこに10ほど書く内容リストがあれば、キーワード選定により内容を絞った記事をどんどん書いて行きます。

闇雲に書くのではなく、

[box class="green_box" title=""]

1日目:検索需要の確認によるキーワードの選定と絞り込み

2日目:記事の構成を考える

3日目:記事を書く

4日目:図や写真、表などを作成して挿入

5日目:記事の見直しと、装飾

[/box]

以上のようなルーチンで進めていくつもりで書いていくといいでしょう。

時間がある人はさらに短縮できると思います。

 

こうして、一記事5日で20記事ほどかけた頃がちょうど3ヶ月。100日です。

最初に書いた記事がそろそろアクセスが上がり始める頃です。

その頃になったら、アクセス解析をしましょう。

アクセスが伸び始めているのをみて、これまでの苦労が報われたかになるでしょう。

そしてさらにモチベーションが上がり、良い記事が量産されていきます。

アクセスが伸びていなければ、タイトルや見出しなどに課題があります。リライトすることが必要です。ですから3ヶ月以降は、明かさず解析をすることが必要になります。

一記事に時間をかけるというマインド

アクセスを集めるブログを書くということは、たんなる趣味や楽しみではなく、仕事や勉強と同じです。

計画的に少しずつ進めていくうちに成果が出るものです。

ショートカットはないと思っていた方がいいでしょう。

上の項目で、一記事に5日かけるというルーチンを紹介しましたが、そのくらい時間をかけて丁寧に書いた記事でなければ、人は読んでくれないのです。

文字数も1000から2000ほどのボリュームがなければ、読み応えもありません、(かといって、10000などとあう文字数では、よほどその記事に興味がないと最後まで読まずに離脱してしまうでしょう)

時間をかけて、

焦らず

読者が知りたいことを丁寧に書き込んだ記事を積み重ねてください。

まとめ アクセスを集めるための100日戦略

  • 書くこと、書かないことを決めましょう
  • 書くことをカテゴリーと考え、それぞれのカテゴリーに内容リストを書きましょう
  • その内容には検索される需要があるかどうかを調べましょう。
  • 複合キーワードを選定して、一記事に書く内容を絞りましょう。
  • タイトルは超大事!キーワードを入れて記事の内容が一目でわかるタイトルに。
  • 一記事に5日くらいかけるつもりで丁寧に記事を書きましょう。
  • 書いたら3ヶ月間放置。その間、ひたすら記事を書き続けましょう。
  • 3ヶ月後、アクセサが伸びていない記事があったら、課題を調べ、リライトしましょう

この記事に関連する記事一覧

最近の投稿
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
カテゴリー

最近のコメント
人気の投稿
タグクラウド
アーカイブ

こちらの記事もどうぞ

メタ情報